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待合が混んでいる病院は、本当に良い病院か

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動物病院の前を通る時に中を覗いてみると、待合室が患者で混みあっている病院とそうではない病院があることに気づくと思います。皆さんは混んでいる病院=人気がある=良い病院というイメージを持つのではないでしょうか。本日はそれが本当に正しいのか考えてみましょう。

テーマ「待合が混んでいる病院は良い病院か?」

まず待合が混んでいるということは、病院の処理能力を超えて仕事が発生しているという状態です。すなわち病院の処理能力が低いのか、仕事量が多いのかのどちらかです。

<病院の処理能力が低い>

単純にスタッフ数が少なかったり、スタッフの能力が低い場合はこちらになります。また、スタッフに問題がなくても、病院自体が狭いせいで移動や作業の効率が悪かったり、機械が古いせいで時間が掛かるということもあります。これは「良い病院」とは言い難いですね。

<仕事量が多い>

仕事量は来院患者数と、患者一人あたりの仕事発生量によって決まります。

1.来院患者数が多い場合

立地が良い、診療費が安い、腕が良いなどの患者にとって魅力的な理由が多いと来院する患者さんの数が増える=仕事量が増えることになります。そのため「良い病院」であれば仕事量が多いといってもいいでしょう。

再診の回数が多い(治療後のチェックや、定期健診などの間隔を短めにしている)病院も来院患者数が増えます。このケースは良い点も悪い点もありますので、単純に「良い」というのは難しいと思います。

2患者一人当たりの仕事量が多い場合

サービスの向上を狙って、患者に手書きの書類を渡したり、処方箋を印刷したり、問診の時間を長めに設定したり、イベントを行ったりしますと患者一人あたりの仕事量が増えます。患者にとってはサービスが向上するので、これは「良い病院」といえるでしょう。ただし人によっては不要なサービスが増えるだけで、結果として待ち時間が増えるので「良くない」と評価する人もいるかもしれません。どちらとも言いづらいケースですね。

 

さて、待合が込み合う病院の条件をいくつか見てきましたが、「良い病院」であるがゆえに込み合っているのはそのうちの一部だということがわかりました。そのため、今回のテーマに関する結論としては、

待合が混んでいる病院は必ずしもいい病院とは限らない

良い病院であれば待合は混むが、待合が混んでいるから良い病院とは限らない

ということになりました。

参考になりましたでしょうか?それではまた。

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