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飼い猫は絶対に外に出さない方がいい!その理由とは?

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最近は減ってきましたが、猫を自由に出入りさせているというご家庭があります。

猫が家の外に出るという事は思った以上にデメリットがあり、

それに見合うメリットはあまり無いのではないかと常々思っています。

なので今日はその辺りについてお話をしたいと思います。

 

飼い猫は絶対に外に出さない方がいい

理由1:外の環境はこんな危険がいっぱい

安全な家の中とは違って、外にはいろいろな危険が潜んでいます。

 

・野良猫との接触

最も警戒したいのはこれであり、

ケンカによる負傷、直接接触によるノミやダニの感染、糞便経由の寄生虫の感染、

飛沫経由のウイルスの感染と様々な危険が発生します。

ケンカ傷などの分かりやすいものはすぐに気付けますが、

感染性のものなどは伝染していても中々気付くことができません。

症状が酷くなってからようやく気付いたり、

気付く頃には家の中にノミが蔓延していたりと対処も後手に回りやすく、

「外に出て、もし何かあったら都度対処すればいい」という訳にはいかないのです。

 

・迷子

自分の家を忘れるはずがないと思うかもしれませんが、

実際に迷子になってしまう猫はいます。

特に室内で飼われている猫は外の環境に慣れていませんから、

野良猫との接触や車の騒音など様々な刺激でパニックになってしまい、

逃げ回っているうちに自分がどこにいるのか、わからなくなってしまうのです。

 

・異物や中毒

例えば道路沿いの植木にはタバコの吸い殻が落ちていたり、ガムが捨ててあったり、

缶コーヒーの飲み残しが捨ててあったりしますが、これらのものを口に入れてしまうと

異物や中毒として体に悪影響を及ぼす恐れがあります。

 

・暴行や毒団子などの虐待

世の中には猫に酷いことをする人間が少数いますので、

外に出た時にそういった被害に会う可能性があります。

ずっと室内暮らしで人間を信用している猫ほど被害に会いやすいでしょう。

 

理由2:不衛生で汚れやすい

猫はオープンな場所で堂々と過ごすことは好きではないので、

常に身を隠せる所で長い時間を過ごしています。

外の環境ではそれは軒下だったり植え込みの根元だったりと

大体にして不衛生で汚れやすい場所ですから、

おうちに帰ってきた時に綺麗にするのが大変です。

 

理由3:一度でも外を知ってしまうと大変

元野良の猫を保護した場合には別ですし、全ての猫がそうという訳ではないですが、

室内飼いの猫を一度外に出すと、外の刺激を求めて再度出すことを要求することがあります。

ずっと鳴き続けたり、扉を引っ掻き続けたりと、本人だけでなく飼い主さんも大変です。

外の事を知らなければ求めることも無いでしょうが、一度知ってしまったらもう戻れません。

知らないままで生活していたほうが幸せということもあるのです。

 

理由4:治療をすることが難しい

外に出入りする猫は治療が難しいです。

例えば薬を飲まなければいけないタイミングで外にいると、飲ませられません。

傷口を綺麗にしなければいけない状況でも外で汚してしまいます。

包帯やカラー、術後服などは外での生活に不便であり使用しづらいです。

また、病院内で処置をする場合にも外に出る子は爪を切ることができませんので

スタッフの安全確保がしづらく治療が難しいということもあり得ます。

 

理由5:外に出すメリットがあまりない

逆に猫を外に出すメリットは何でしょうか?

外が合ってる子にとってはストレス発散でしょう。

しかし他のメリットはあまり無さそうに思えます。

こんなのもあるよ!というのがありましたら是非コメントで教えてください。

 

 

おわりに

主に飼い主さんや猫本人にとっての視点でお話ししましたが、

獣医師にとっても外に行く猫は診断・治療が難しいので大変です。

外に出るというだけで難易度が一気に上がってしまいます。

病気の時のためにも室内飼いをしっかりと続けていきましょう。

それではまた。

 

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