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犬や猫のウンチが変?便からわかる色々な事

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今日はウンチについての記事です。(食事中の方ごめんなさい。)

たかがウンチですが、されどウンチでして、

便の調子が悪い時にウンチの状態をみることで、

ペットが今どんな病気なのかをある程度判断することができます。

ということで今日のテーマは

犬や猫のウンチが変?便からわかる色々な事

 

1、ウンチの固さが変な時

最も良くあるのがウンチが柔らかい、下痢という場合でしょう。

便が柔らかい=消化が上手くいっていない、腸に炎症が起きている

という事ですので、様々な原因が考えられます。

・消化不良

傷んだ食べ物を食べている場合や、生米や牛乳(個体による)などの

正常に消化できない食べ物を食べた場合に起こります。

稀ではありますが、膵外分泌不全症などの消化液の分泌不足によって起きることもあります。

・腸に炎症が起きている

様々な原因によって腸に炎症が起きると、

便の水分量が過剰になって軟便や下痢が引き起こされます。

炎症の原因にはアレルギーや寄生虫、腸内細菌のバランスの乱れや異物、

消化器系臓器の不調など様々なものが含まれます。

 

逆に便が固いという場合には固さ自体が問題になることは少なく、

固い便が出てこない便秘で困ることが多いと思われます。

便秘は水分を吸収する大腸に便が滞在する時間が長すぎるのが原因で、

巨大結腸症や特発性の便秘などがよく見られる病気です。

加齢や腎不全によって体の水分量が減少した時も便が固くなる可能性があります。

 

2、ウンチに変なものが混じる時

便に変な物が混じるのは、寄生虫か異物かのどちらかになります。

寄生虫は白いひも状の線虫が出る場合と、米粒のような条虫が出る場合があります。

虫下しをするために動物病院へ早めにかかりましょう。

異物は出てきたものと心当たりがあるかによって対応が変わりますが、

まだお腹の中に異物が残っていそうな場合には動物病院にかかりましょう。

あとはひも状の異物が肛門から出てきている場合に、

引っ張って取り除こうとする飼い主さんがいますが、危険なのでやめましょう

もし腸のどこかに引っかかっていて、それを引っ張ると腸が破れてしまい、

命に関わる可能性があるので、それだけは知っておくと良いでしょう。

 

3、ウンチの色が変な時

便の色が変な時は、

赤い:大腸領域からの出血により血が混じっている

白い:胆管閉塞などにより胆汁が分泌されていない

黄色い:膵外分泌不全によって脂肪便になっている

まだら色:未消化の食べ物が混じっている

という場合が考えられます。

食べ物が混じっている以外の場合には動物病院で診てもらった方が良いです。

 

4、ウンチの臭いが変な時

臭いが変な時は腸内細菌のバランスが乱れて異常発酵しています。

大抵は軟便とセットで見られるはずですので、

バランスの乱れの原因としても軟便の原因を探していくことになります。

軟便が伴わない場合には食べ物を変更したことによって

便臭が変わったということが多いかと思われます。

 

5、ウンチの回数が変な時

便の回数が多い場合には、

腸のガス貯留→腹痛→排便

というサイクルが過剰に回っていることが予想されます。

これには軟便を伴う事が多いでしょうから、

軟便の原因探しと治療を進めていくことになるでしょう。

 

便の回数が減る場合には、

食事摂取量の不足や便秘が考えられます。

お尻の片側だけ膨らんでいる場合には会陰ヘルニアという事もあり得ます。

便は2・3日ぐらいは出なくても問題ない事がありますが、

気になる様であれば動物病院に行っておきましょう。

 

 

おわりに

ウンチは日頃から目にすることが多いので、

変化が出た時に気づきやすい部分でもあります。

今日の記事を参考に病気の早期発見に繋げていただければ幸いです。

それでは。

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