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獣医師は動物好きの人が多いの?

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獣医にも色々な人間がいますが、

総じて動物好きなんじゃないかというイメージがありますね。

(私だけかもしれませんが)

今日はそのイメージが本当なのかどうかについてお話ししてみます。

 

獣医師は動物好きの人が多いの?

 

実際の数字で見てみると…

獣医師SNSサイトで162人を対象に行ったアンケートでは、

【A】・自宅で犬を飼っている獣医の割合が43%

   ・自宅で猫を飼っている獣医の割合が48%

でした。

さて、これを一般的な家庭と比べてみましょう。

2018年時点で5600万世帯が存在しており(総務省資料より)

犬を890万頭、猫を965万頭飼育しています。(ペットフード協会より)

そこから計算してみますと、1世帯当たりの飼育率は、

【B】・犬が15.8%

   ・猫が20.1%

です。

 

Aは母数が限られている!

Bは多頭飼いを考慮していない!

などなど、ツッコミどころが沢山ありそうですが、

獣医師の犬・猫飼育率は一般的な家庭と比べて高いと言えそうです。

すなわち獣医師は動物(少なくとも犬・猫)が好きと言ってもよさそうです。

 

実際にどうなのか?

さて、数字上は獣医が動物好きな感じですが、

実際の所はどうなのかという事が気になるでしょう。

個人的な感覚から言いますと、

獣医は動物好きの人が多いという印象があります。

小さいころにペットを飼っていたり、

生き物に触れる中で獣医師を志した人も結構います。

動物が好きじゃなかったらわざわざ獣医にはならないだろう、

という話でもあるのですが。

 

動物好きじゃない獣医ってどんな人?

とはいえ、動物が好きじゃないのに獣医をやっている人も居る訳でして、

それはどんな人だと思いますか?

 

私が知っている中では2通りあって、

1、親が獣医なのでその跡を継ぐために獣医になった

2、医者になれなかったので獣医になった

です。

どちらも前向きに獣医になったわけでは無いので、

獣医師としてはあまり良くない方に入りそうですが、

詳しい実力は一緒に働いたことがないのでわかりません。

飼い主さんが見極める事は難しいと思いますが、

そのような獣医師は避けた方が無難に思えますね。

 

後は、そんなに動物が好きじゃなさそうなのに、

なぜか獣医になってる人と働いた事がありますが、

その人は理由がよくわからないので挙げていません。

(ちなみにその人は獣医としては優秀でした)

 

動物好きな獣医の方が良いのか?

これは言うまでも無さそうですが、

動物好きの方が良いです!

治療に際してその子の痛みを考慮してあげたり、

入院中にも可愛がったり、

何とか病気を治してあげたい一心で勉強したりと、

様々な点でプラスに働くことは間違いありません。

 

ちなみに

「ペットを飼っていない獣医師=動物が好きじゃない」というのは間違いです。

実際に診療にあたっていると、

ペットを飼う事の難しさや、責任の重さがとても良くわかります。

金銭面についてもシビアに考えざるを得ず、

健康に過ごしていると思ったら突然入院することになってしまい、

10万円単位でお金が飛んで行ったりする所を見たりもしていますので、

気軽にペットを飼う事が出来なくなってしまうのです。

それを踏まえたうえで最初の【A】の飼育率を見てみると、

やはり獣医は動物好きなんじゃないかと思えてきませんか?

 

 

まとめ

獣医師は動物好きが多いと思われる

獣医だからこそペットを飼育しづらい事もある

 

以上、ご参考までに。

それではまた。

 

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