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病院だって間違える!ペットの身は自分で守る心掛けをしよう(薬編)

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病院だって間違える!ペットの身は自分で守る心掛けをしよう(薬編)

今日はタイトル通りのお話をしていきたいと思います。

いきなりでは何を言いたいか分かりにくいと思いますが、

どういう事かというと、

・人間のやる事なので間違いが起こり得る

・薬の誤処方は起こりやすい

・なので薬も病院に任せっきりではなく、自分でも内容など把握をしておこう

という事をお話ししていきます。

 

1、人間のやる事なので間違いが起こり得る

我々も出来るだけ医療ミスが起きないように様々な手をうってはいますが、

それでも間違いが起こるという事が出てしまいます。

これは言い訳に聞こえるかもしれませんが、

人が何かをやる以上、ミスの発生はゼロには出来ないと思います。

そして本来はミスが多い病院を避ける事自体がベストなのでしょうが、

飼い主さんがそういった内部の事情を知る事は難しいと思います。

そのため、病院選びではなく自衛によって危険を回避する必要があるという事です。

じゃあどういう自衛が必要なのかという事で挙げる具体的な例が、

「薬の誤処方」に対する自衛です。

 

2、薬の誤処方は起こりやすい

なぜ薬の誤処方を自衛の対象として選んだかと言いますと、

薬の処方でミスが起こりやすいからです。

薬には同じ薬剤に対して様々な規格や剤型が存在する場合があります。

例えばステロイドであるプレドニゾロンというお薬には、

1錠あたり1mg、5mg、20mgと3つの規格が存在します。

最も使う頻度が多いのが5mg錠ですが、だからこそ

「本来は1mgを処方しなければ行けない所に、習慣で5mgを用意してしまう」

という事が起こり得るのです。

仮にこのようなミスが起きた場合には本来の5倍量の薬が処方されてしまう訳なので、

とても危険なミスである事は明らかでしょう。

他にも抗生剤や消炎鎮痛剤、腎不全治療薬など、

間違いが起きやすいような薬がいくつか思い付きます。

 

3、処方されている薬を自分で把握しよう

さて、そういった誤処方を気付く事はできるのでしょうか?

もし初めて処方された薬であれば、

それが間違っていたとしても気付く事は難しいでしょう。

しかし継続して服用している薬であれば、

気を付けていれば間違いに気付く可能性を上げられます。

例えば、

・いつもと大きさが違う

・いつもと形が違う

・粉の色がいつもと違う

こういった所から、誤った薬だと気付けるのではないでしょうか。

よりしっかりと行いたい場合には、

日頃飲んでいる薬の、

・名前

・一日の服用回数

・効果

・剤型

・容量

・色調

などを把握しておくと良いでしょう。

薬の袋に間違った回数が記載されたりもしやすいですから、

特に服用回数は要チェックポイントだと思います。

 

4、処方されたときに確認する

病院のスタッフとしてお願いしたい事がありまして、

「薬をもらったら、その場で確認して欲しい」

という事です。

例えば自宅に帰ってから、

「薬の数が合わない」

「薬の種類が違う気がする」

と言われても、実物が手元にないので確認しにくいのです。

中には自宅に帰ってから「もらった薬が足りない」と嘘をついて、

無料で追加の処方をしてもらおうとする人もいますので、

お互いの身の潔白のためにも病院内で確認をして欲しいのです。

 

5、誤処方と間違えやすいケース

間違っていないのに、誤処方と思われやすいケースを紹介しておきます。

 

・薬のデザインやパッケージが変わった場合

様々な理由で製薬会社はパッケージなどを変更してくる事があります。

あたかも別の薬の様に見えますが、中身は同じなのでご安心ください。

 

・薬剤は同じだが、製造会社が変更になった場合

同じ薬剤でも、作っている会社が異なるとデザインが変わってきます。

今まで使っていたものが流通停止したりすると、

別会社の同じ薬剤に変更する事があります。

とはいえ通常は病院から処方時に説明があるので、

突然別の会社製造のものに変わることはないと思いますが。

どの様な場合でも、誤処方が疑われた場合には病院側に確認しておきましょう。

 

 

まとめ

・薬の誤処方は起こりやすいため、自衛しておく方が良い

・そのために日頃飲んでいる薬の情報を把握しておく

・薬を処方されたら、その場で確認する

ご参考までに。

 

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