獣医について

獣医も十人十色

更新日:

私は獣医なので、仕事柄いろんな獣医と一緒に働いたり、話をしたりしてきました。

尊敬できる人もいれば、それはどうなの?と思ってしまう人もいます。

別に「獣医だから」というわけではなく、「やっぱり獣医も」ということだとは思いますが、

世の中には色々な人がいるということですね。

そんな中で特に印象に残った獣医の話を今日はしてみようかと思います。

特にオチはありません、こんな人がいたよ、という話だけです。

 

1、職場の同僚Aさん

Aさんはようやく1人立ちできるかどうかというぐらいのキャリアで、特に問題を起こすこともなかったが、患者さんに気に入られることも少ないといった様子でした。落ち着いているときはいい人なのですが、余裕がなくなってくると軽いパニック状態になということが特徴的で、患者さんと話しているときにそれが出てしまうと早口でまくし立てるように喋ってしまうのが原因かと思います。ちなみにスタッフとやりとりしているときにパニック化した場合は、何事にも高圧的な態度をとり自分の否を絶対に認めない・謝らないという行動になり、みんなげんなりするという状況でした。そのパニック現象が治らないと患者さんからもスタッフからも信頼を得られないので、大変なのではないかと思っています。

 

2、実習先で出会ったBさん

Bさんは実習先の病院に務めるベテランの獣医師で、穏やかな雰囲気をまとった人でした。実習というのは結構手持無沙汰になるものなんですが、そういった自分の状況をみかけては声をかけたりしてくれるとても優しい人でした。特に印象に残っているのは、「最近は自分の獣医学的知識が成長していないことに問題を感じている」という言葉で、ベテランになって診療で困ることが少なくなっていても常に向上心を忘れない素晴らしい姿勢だと思いました。実際に診療に入るところも見させていただいたのですが、患者さんとのやりとりも上手で信頼を得ている印象でした。やはり人が良いと患者さんも自然と付いてくるということですね。実習が終わったとは繋がりが無くなってしまいましたが、ずっと記憶に残り続けるだろうと思っているぐらい良い印象の人でした。

 

3、後輩Cさん

Cさんは新人獣医師として病院に入ってきました。Cさんが印象に残っているのは、「もったいない」の一言に尽きます。1年ぐらいは順調に勤めていて問題もなさそうでしたが、突然病院を辞めるという話が出てきました。話を聞いてみると、仕事や病院がどうこうというわけではなく、ご両親の介護が必要になったためそちらを優先するための退職ということでした。もちろんCさんの人生なので、我々に何かをいう権利はないわけなのですが、受験勉強をして6年も大学に行って国家試験も合格したのにもったいないなぁという印象でした。しかもいい獣医さんになりそうだった分、余計に「もったいない」感が強かったです。機会があればいつでも獣医の世界に戻ってきてほしいなぁと思っています。

 

今回は3人を取り上げてみました、機会があれば続きで何人か書いてみようと思います。

それではまた。

-獣医について

Copyright© わんにゃんライフ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.