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犬・猫のダイエットで知っておくべきこと、注意すべきこと

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犬や猫って太っている方が可愛いですよね。

私も病院で見るだけでなく、動画サイトで動画を見てホンワカしていますが、

やっぱりムチムチしているのが見る分には良いと思います。

 

しかし獣医として、そうは言ってられんのです。

ちょっとこれから厳しいことを言っていきます。

人でもそうですが、肥満が様々な病気を引き起こすのは知っての通りです。

太りすぎには注意が必要なのです。

しかし・・・

 

あなたのペット、普通体型だと思っていたのに実は肥満かも?

実は大抵のわんちゃん、猫ちゃんは太りすぎている傾向にありまして、

それは私が病院で診察していて感じるだけでなく、実際にデータがあります。

元データを提示することはできないのですが、

ペットオーナーが自分のペットを肥満と思っているかどうかと、

獣医が評価したペットの実際の肥満スコアを比較したところ、

ペットは太っているにもかかわらず、飼い主さんは標準体型だと思うみたいです。

道で見かける犬が肥満の子ばかりであれば、それを普通と思ってしまうのかも…

いずれにせよ、ペットは思った以上に太っているもんだということです。

 

ダイエットするにはどうする?

ペットも人と同じで、ダイエットをするには

摂取カロリー < 消費カロリー

この状態を作り出す必要があります。

消費カロリー(運動量や筋肉量)を増やすのはなかなか大変なので、

現実的には摂取カロリー(ごはんかおやつ)を減らすしかないってことです。

 

私が病院でこの話をすると、大抵の飼い主さんは

「ずっと食べ物を欲しがっているから足りないのかと思ってた」

「あげないのが可哀そうだから、ごはんやおやつをあげ過ぎてしまう」

と言ってきます。

犬についていえば祖先が狼で、狩りに成功したときに食い貯めする習慣があるわけなので、

食べられるときにできるだけ食べようとするのです。

なので現代のいつでも食事が食べられるときでも、食べられるなら欲しがりますよ。

ということで

食事が足りているかどうかは本人の意思ではなく、体型で判断しましょう。

 

そして「可哀そうだから、色々あげすぎてしまう」??

私はそれは嘘だと思いますね。

恐らくペットに餌をあげることで承認要求を満たしており、

自分の快感のために餌をあげ続けているというのが真実じゃないかと思っています。

餌のあげすぎによって将来の健康を害しているのは可哀そうじゃないのでしょうか?

ペットは自分で自分を律することなどできませんから、

ペットを正しく管理してあげるのは飼い主の役目です。

それを放棄されているペットは可哀そうです。

食事をあげすぎる方が可哀そうかもしれないということを一度考えてみてほしいです。

 

ごはん、おやつ、どっちを減らす?

いうまでもなく、おやつを減らしましょう。

最近のペットフードは各会社がしっかりと研究して作っていますので、

栄養バランスがばっちりな完全栄養食です。

おやつはおいしさを追求した偏った食事です。

健康だけを追求するならば主食のペットフードだけを食べているのが一番です。

さすがに味気ないから多少のおやつは上げてもいいですが、

ごほうびや娯楽として少しだけにしておいてください。

 

そのおやつ、あげすぎかも

「でもほとんど、おやつあげてないですよ?」

これも飼い主さんからよく言われるセリフですが、

実際にあげている量を聞いてみるとやっぱりあげすぎというケースが多いです。

人間からするとほんのちょっとの量でも、

我々の10分の1ぐらいの体重しかない子だと結構な量に相当しますので。

ビスケット1枚がケーキ1個ぐらいのつもりでいた方が良いです。

おやつはこんなに少ないの?という位の分量にしましょう。

 

ごはんも減らした方が良いよね?

おやつを減らしたことで体重が減っていくようであれば、

ご飯の量は減らす必要がありません。

ご飯を減らしすぎることで栄養不足になる可能性もなくはないです。

ヒルズやロイヤルカナンから出ているダイエットフードであれば、

量が減ったとしても必須栄養素が維持できるように計算されていますが、

一般の食事では量を減らす=必須栄養素も減るということになってしまいます。

おやつ抜きで体重が減らないならば、ごはんを少しずつ減らしていきましょう。

 

 

厳しいことを言いましたが、

ペットのためにもできる限り肥満は解消しましょう。

それではまた。

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