獣医について

獣医のタイプ

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人と人には相性というものがあるのは言うまでもないですが、飼い主さんと獣医にも当然相性があります。そこで自分に合った獣医のタイプというものを考えておいても損はないと思います。ということで今日のテーマは、

獣医のタイプ分類

 

です。もちろん全ての獣医がこれからあげるタイプに綺麗に分類できるわけではありませんが、一つの目安にはなると思います。

 

1.リーダータイプ

良い所:医療知識が豊富、難易度の高い治療も積極的に行ってくれる

悪い所:飼い主の意見やお財布事情を気にしない、自分の意見が通らない飼い主には適当になる、(勤務医の場合)独立するために今後いなくなる可能性が高い

この獣医は勉強熱心で向上心が強く、新しい事へどんどん挑戦していくタイプです。飼い主さんに合わせるというよりは病気に注目し、その治療に対して自分の方針で進めていくことが多いです。迷うことなく道を提示してくれますので、飼い主さんとしては頼れる獣医さんという感じでしょう。自分で調べたり考えたりするのが苦手な飼い主さんにはとても相性が良いでしょうが、そうではない飼い主さんや込み入った事情がある飼い主さんとはあまり相性が良くないでしょう。このタイプの獣医は独立志向が強いことに加えて、現状の病院の設備や方針に不満がある時に転職しやすく、勤務医の場合はずっとその先生に診てもらうことは期待しにくいでしょう。

 

2.聞き上手タイプ

良い所:話をよく聞いてくれる、個別の事情も考慮してくれる可能性が高い、病気の見逃しが少ない

悪い所:自分で考えて決めなければいけない、1回の診察に時間が掛かるので待ち時間が長い

この獣医は飼い主さんの話や要望を聞くことに長けているタイプです。飼い主さんそれぞれの性格や事情に合わせて治療計画を立てることができますし、飼い主さんとしても「しっかり話を聞いてもらった」という満足感も得やすいでしょう。込み入った事情があったり、自分の考え方があったり、不安な心境に共感してほしいという飼い主さんには相性がいいでしょう。逆に「これで行きましょう、大丈夫です」というような積極的な発言は少なく、獣医が決めるというよりは選択肢を提示して飼い主さんに選んでもらう進め方をすることが多いので、自分で責任をもって決めるというのが苦手な方には相性が悪いです。また、話を聞いている時間や細かい相談にのっている時間が長いので1回の診察時間が長くなり、その先生を指名すると待ち時間が長くなる可能性があります。

 

3.現状維持タイプ

良い所:生活の変化によるストレスが少ない、医療費がかかりにくい

悪い所:最適な治療にたどり着けない可能性がある、相談には乗ってくれない

この獣医は保守的であまり無理をしない治療を選択していくタイプです。検査もガンガンするというよりは必要最低限のものだけ行うでしょうし、薬もあれこれ試したりということは少ないでしょう。飼い主さんとしては医療費の心配も少ないですし、投薬や食事の変化など生活上大きく変わることは少ないのでそういった変化によるストレスは少なくて済みます。しかし考え方が保守的なため最新の医療を取り入れることはまれですし、知識自体がアップデートされておらず昔の古い治療を繰り返しているかもしれません。また、大きな病気や発生率の低い病気だと診断にたどり着くまでに時間が掛かりすぎたり、知識・経験が足りずに不満足な結果に終わるかもしれません。面倒なことは避けたいという発想でもありますので、込み入った相談をしても取り合ってはくれないでしょう。「ペットだからそれなりに治療してくれればいいわ」という飼い主さんとは相性がいいでしょうが、ペットを家族の一員として考え最善の治療を求める飼い主さんとは相性が悪いでしょう。

 

4.スピード重視タイプ

良い所:時間がかからない

悪い所:的外れな治療の可能性がある、何度も来院することになる可能性がある

この獣医はとにかく一回の診察を短時間で終わらせることを目標としているタイプです。それは獣医師本人の性格であることもありますし、そうせざるを得ないためにそうしているケースもあります(一人当たりの診察件数が多すぎる場合や、診察件数に応じて給料が変わる病院など)。診察にあたってはしっかりと検査をして病気を絞り込んでいくというよりは、とりあえず可能性の高そうな所に目星をつけて薬で様子を見るというように進んでいくことが多いでしょう。お腹が緩いなどの軽度の症状については良いかもしれませんが、重症度の高い疾患や診断の難しい慢性疾患などについては早期に適切な治療が行われない可能性があります。とりあえず薬を出してくれればいいという飼い主さんや、自分の意思をしっかりと伝えられる飼い主さんとは相性がいいですが、一度の来院でしっかりと診断・治療を行って欲しいという飼い主さんには相性が悪いでしょう。

 

他にもいろいろなタイプが存在するかもしれませんが、今回は代表的なものを挙げてみました。とはいえ実際に自分の主治医がどのタイプに分類されるか、飼い主さんにとってはわかりにくいかと思います。そちらについてはそのうちお話ししたいと思います。

 

それではまた。

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