ペット保険について

ペット保険で元を取ることはできる?その前に考えておきたいこと。

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ペットの治療には費用が掛かるという事が周知されてきたのか、

ペット保険会社の営業の効果が出ているのかわかりませんが、

ペット保険に入ることを検討されている方が増えているような感じがします。

ということで今日はペット保険について、タイトルに沿った形でお話しします。

 

獣医からみたペット保険とは?入っておいたほうがよい?

さて、まずはそもそもペット保険は入ったほうが良いのかということですが、

獣医からすると、ペット保険に入ってもらった方が助かりますし、

お金に余裕がある人でなければ基本的に入っておいたほうが良いです。

もっとも大きい理由はペット医療は10割負担だからです。

3割負担であればそんなに高いと思わない治療も、

10割負担だと3倍以上の費用がかかるわけでお財布には厳しいです。

抗がん剤治療などの高額になりがちな治療や、

値段は張るけれどもやっておいたほうがいいという検査を

迷うことなく行ってあげるためにはやはり保険が必要だと思います。

(日本の人医療では3割負担が当たり前になっているので、

その値段感覚でペットの10割負担の金額を比較されたくないというのもありますが)

 

ペット保険は元が取れるのか?

今日のメインテーマはここです。

質問に対する答えになってないのは百も承知で言いたいことがありまして、

これは完全に個人的な意見になりますが、

「そもそも保険で元を取ろうとすることが間違っている」

と断言させてもらいます。

保険をどういうサービスとして捉えているかにもよりますが、

私は保険というものは、

「発生する確率が少ないものが不幸にも起きてしまった時に

金銭面的に困ることがないように安心感を買うサービス」と考えています。

要するに保険は安心感を買っているのです。

元が取れるとかそういう比較はできないはずです。

それに「元が取れる=ペットが病気になって苦しむ回数が多い」

ということになりますけど、本当にそれでいいんですか?と聞きたいです。

そして「元を取る」という発想がお金の効率がいいとか、

支払ったお金に対するお得感があるということに基づくなら、

真にお金の効率が良くてお得なのは、

ペット保険に入らずにその分のお金を貯蓄しておくことのはずです。

ペット保険に支払ったお金からは、まず会社の運営費用が中抜きされ、

その余りが支払った人に戻ってくる金額になってきますから、

保険に入った時点で無駄なコストがかかっているからです。

もちろん貯蓄して貯まるお金以上に保険金が還付になることもあるかもしれませんが、

それは珍しいケースになりますし自己負担分の治療費もそれなりになってしまうので

その場合を望むというのも何か違うと思います。

 

ということでそもそも保険は安心感を買っているわけなので、

病気になったらどうしようと悩まない生活を送るために保険料を払ってください。

そして病気にはならない方がいいわけですから、

病気にならずに保険料を払うだけになっても

それを損したなどと決して思わないことです。

病気になっても安心した生活を送る準備ができていて、

その上で病気にもならないなんて最高じゃないですか。

それのどこが損をしているというのでしょうか?

 

おわりに

ということで、今日は

「ペット保険は入っといたほうがいいけど、元を取ろうとするものじゃないよ」

という持論を展開させてもらいました。

少しでもみなさんのペットライフのお役に立てば幸いです。

 

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