※今日は趣向を変えて、ほぼ獣医師向けの記事になります。
2018年JBVP年次大会に参加してきました。
仕事の都合で金曜日だけの参加でしたが、数年ぶりの参加で楽しみにしていました。
場所は依然と変わらずホテルニューオータニです。
さて、申し込みの時点での私の感想は、
「あれ?こんなに値段高かったっけ?」です。
1日参加券は獣医師¥25,000です。高ぇ!
数年前なので全然覚えていませんが、もう少し参加費は安かったような・・・
少なくとも自腹で行こうとはなかなか思えない値段になっています。
3日参加券が¥35,000なので、運営としては
「少なくとも2日参加してねー(土日?)」という想定なのかもしれませんが、
「臨床獣医が混みやすい金・土・日を2日以上も休めるわけねーだろ」
という感想しか沸いてきません。
そんな休みが取れるのは大きな病院の新米獣医とかになってきますが、
新米獣医がセミナーに出たところで臨床経験が少なすぎて得るものが少ないと思います。
そんなことを考えていると、
セミナーという観点で見るとJBVP年次大会って割高では??と思ったわけです。
(もちろん他の観点ではJBVP年次大会はきっと大事なのだろうとも思ってますよ!)
とにかく、セミナーイベントとして考えるとどうなん?ということを考えていきます。
前置きが長くなりましたが、タイトル回収
JBVP年次大会のセミナーは値段に見合った価値があるのか?
観点1:セミナー参加費相場を考える
企業運営 or 獣医の有志開催、座学セミナー or 実習セミナー で
1セミナーあたりの参加費は大きく変わってきますが、
JBVP年次大会はほとんどが座学セミナーなのでそちらの相場を見ていきましょう。
<企業運営>
ライフアンドテイル:¥10,000~15,000 (会員値段)
<有志開催>
JBVPレクチャーシリーズ:¥3,000
TRVAオープンセミナー:¥3,000
有志開催のものは圧倒的に割安ですね。
それに対して、JBVP年次大会は1日参加では最大7講座が受講可能です。
つまり25,000円を7で割って、1講座あたり約3,600円になります。
ただしすべての口座に参加すると集中力が持たないのと、
参加しては見たものの、あまり実りのないセミナーだったという事もあり得るため、
身になるセミナーでいうと一日5講座ぐらいが限度ではないかと思います。
とすると、1講座あたり5,000円ということになります。
有志開催のものに比べるとちょっと高いけど、企業開催のものよりは全然安い。
ということになりますね。
観点2、講座の質はどうか?
たとえ講座の参加費が安くとも、中身のない講座であれば意味がありません。
JBVP年次大会の講師陣の名前を拝見すると、有名な先生が複数見られます。
実際に複数年参加しての印象としても、講座のクオリティーは良好です。
まれに実用性に乏しく、「うーん・・・」となる講座もありますが、
有名な先生を選んだりすればそういった口座に出会う確率は低いと思います。
ということで、質は問題ないでしょう。
結論
1日参加だったとしても変な講座を選ばない限りは、十分に価値があると思われる。
2日以上参加できる場合は、よりお得になる
以上、参考までに。
それではまた。