耳寄り情報

カルテ棚を眺めてみよう

更新日:

待合室で待っている時間を有効活用してみませんか?

やっていただくことは、カルテ棚を眺めることです。

病院の受付にはカルテを取り出しやすいようにカルテ棚が設置されていることが多いので、そこを見ることで病院に関していくつかのことが見えてきます。

 

1.患者総数

これはシンプルですが、単純に病院の患者がどれくらい存在するのかという情報になります。外から眺めてもざっくり何冊あるかはわかりにくいと思いますが、よほど大きい病院でなければ通常カルテ番号は4桁だと思います。そして0~9のそれぞれの数字に色分けがされていますので、千の位で色が変わっている所を探せば大体どのぐらいの棚で1000冊のカルテがあるか概算できます。そしてそれを見えている棚全てに適応するか、千の位が何回色が変わっているかを見れば、病院全体のカルテ数が予想できます。(カルテが番号順にならんでない病院や、受付以外にもカルテ棚が存在する病院もありますので、全ての病院に適応できるわけではありません)

ところで総カルテ数がわかったところで何か意味があるのか、ということが気になると思いますが、「総カルテ数が多い = 人気の病院、歴史のある病院」ということが類推できます。以前の記事で触れましたが、患者が多ければ一人当たりの受診料が安くても利益が出ますので、診療費が安いかもしれないですね。

逆のケースを考えると、「総カルテ数が少ない= 人気がない病院、開業したての病院」という可能性が高まります。ポジティブに捉えると、患者の数が少ないので一回の診察でじっくりと診てもらえる可能性がありますが、診断力やサービスがいまいちで人気がないのかもしれませんね。

 

2.病院のサービス力

カルテ棚がきれいに整頓されているかどうかに注目してみてください。乱雑にカルテがしまってあり、端がはみ出して凸凹しているように見えている病院は注意が必要かもしれません。カルテのしまい方が美しくないということは、

綺麗にしまう必要がないと思っている or 綺麗にしまいたいが、その作業に取り掛かれていない

のどちらかということです。前者であれば、整理整頓に無頓着な病院ということであり、衛生管理や仕事の内容も雑な可能性があります。後者であれば、人が不足していたり院長の考えがスタッフに共有されていない病院の可能性があります。いずれにせよ患者さんが受けられるサービスの質が悪い可能性が考えられるということですね。

3.病院の業務効率

受付のスタッフがカルテを出そうとしたときに、すんなりと見つけ出せるかどうかを見てください。これは自分一人分ではなく複数のカルテについて観察する必要がありますが、もしカルテが番号順に見つからず他の所に探しに行くことが多いようであれば病院内の業務効率が悪い可能性があります。

どういう事かというと、基本的にカルテは番号順に並んでいるものです。そうすることがカルテを探す際に一番効率がいいからです。しかしカルテへの記載が終わっていない場合、飼い主への連絡を取りたい場合、外注検査の結果を待っている場合、注意すべき患者として扱っている場合、未収金がある場合など様々な理由で別の場所で管理されることがあります。この場合にカルテをあっちでもない、こっちでもないと探しているととても時間がかかります。探すスタッフはイライラして受付の対応が悪くなるかもしれませんし、病院内の業務効率が悪いことを意味しますので待ち時間が長くなったりするかもしれません。業務効率といっても病院の業務のごく一部についてしか見ていませんので上記2つに比べると影響は小さいと思いますが、一部の効率が悪ければ全体も悪い可能性がありますし、そういったこともわかるということですね。

 

いかがだったでしょうか、少しでも待ち時間を有効活用できれば幸いです。

それではまた。

-耳寄り情報

Copyright© わんにゃんライフ , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.